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臨床指標

1) 病院全体の指標

1. 病床利用率、平均在院日数

病床利用率は入院ベッドが利用された割合を示し、 平均在院日数とは、入院された患者様が何日で退院されたかを示します。
平均在院日数が短くなると一般的に病床利用率は下がります。

しかしながら当院では、平均在院日数が短くなる中、平成19年以降病床利用率は96%から97%を保っておりますので、 入院患者様が増加している事を意味しています。

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2. 退院療養計画書作成率

退院療養計画書とは、患者様が退院後に必要な保健・医療または福祉サービスなど受ける際に必要な書類です。

当院では、年々作成率が上昇し、平成21年には91%となっています。
この作成率が高いことは、退院後の患者様の生活まで十分配慮している事を示します。

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3. 退院後6週間以内の予定外再入院率

短期間での予定外再入院率は医療の質を示す指標の1つと考えられ、入院率が低いほど医療の質は上がります。

当院では、入院患者様が増えている状況の中、再入院率が低下しています。
これは、医療の質が向上している事を示しています。

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4. 死亡退院患者率

死亡退院患者数を年間退院患者数で割った率です。
病院によって入院される患者様の重症度が異なる為、数字のみの比較は非常に問題が多く、 むしろひとつの病院における毎年の変化に意味があります。

当院では、死亡退院患者率は年々確実に下がっております。

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2) 予防医療に関する指標

1. 40 歳以上の女性健診受診者における乳房検診受診率

現在、40~50歳代の女性において、乳癌が癌死亡原因の第1位で、大きな社会問題となっております。
乳癌健診の受診率を上げることは、医療の質の向上を示します。

当院において受診率は年々上昇しております。

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2. 職員の健診受診率

患者様と接する機会の多い医療従事者が、定期的に健康診断を受ける事は非常に重要です。
当院では、平成20年、21年に全職員が受診しております。

3. 職員のインフルエンザワクチン接種率

医療従事者がインフルエンザワクチン予防接種を受ける事は、 免疫力、抵抗力が低下している患者様への感染を予防する上で非常に重要です。

当院でも98%近くの職員が接種を受けています。

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3) 治療手技・手術

1. 上部消化管内視鏡検査 (胃内視鏡又はいわゆる胃カメラ) での腫瘍性病変発見率

検査の目的の1つは癌などの腫瘍性病変を早期発見することです。
当院では3%前後となっています。

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2. 腹腔鏡から開腹術に移行した胆嚢摘出術の割合

胆嚢を取り除く手術の時、お腹をあけずに行なう腹腔鏡下胆嚢摘出術を最初に行ないます。
手術の途中で、胆嚢が取れない場合はやむを得ず、開腹して胆嚢を摘出します。

当院ではその割合は1~2%になっております。

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3. 乳癌患者での乳房温存手術の割合

乳房温存療法は、主に3cm以下の早期乳癌の標準的な手術です。
当院では4割前後が乳房温存手術となっています。

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4) 診療経過とその結果に関する指標

1. 喘息患者の入院割合 (18歳以上)

当院は喘息患者様の入院率を減らす為に、喘息発作予防に効果のある吸入治療薬の正しい使い方や、 発作の際の対処法、受診の適切な時期などについて指導しています。

当院における入院割合は1%弱で推移しています。

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2. 褥瘡 (じょくそう:床ずれ) 発生率

褥瘡(床ずれ)の発生率は全身管理が適切であるか、局所の世話などがいき届いているか、 看護の質を表す良い指標となります。

当院では年々発症率が減少し0.034%(一万人中3.4名)となっています。

3. NST 実施率

NSTとは栄養支援チームの意味です。
NSTの目的は医師、看護師、栄養士、薬剤師等がチームとなり 患者様の栄養状態を改善して抵抗力や免疫力を高めて病気を治療しやすくします。
NST実施率は、患者様の全身管理に病院全体で取り組んでいる事を示します。

当院のNST実施率は3%となっています。

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5) 検査

1. 他院からの読影依頼率

地域医療を担う当院では、他院からの読影依頼の状況が地域医療機関から信頼されている度合いの1つの指標となります。

平成21年には、新患患者様が急増し、依頼件数は変わりありませんが、依頼率が10%から9%に減少しております。

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2. 検体検査の報告に要した平均時間

血液検査結果報告にかかる時間は、診断や治療に直接関係する重要な指標です。
当院では、報告の平均時間が年々短縮され、迅速な診断、治療に寄与しております。

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6) 医療安全

1. ヒヤリハット件数 インシデント率 (医療事故までに至らなかった事例率)、 アクシデント率 (医療事故率)

医療事故を予防する方法として、アクシデント手前のインシデントを多数集めて分析し対策を立てます。
そしてその対策を職員が実行し医療事故を予防しています。

当院ではインシデント率が増え、アクシデント率が少なくなっています。

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2. MRSA (メチシリン耐性黄色ブドウ球菌:抗生物質が効かない細菌の一種) 発症率

MRSA保菌者のほとんどは、入院前からMRSAを持っておられる方々です。
これらの方々からの伝染を防ぐ事がMRSA感染対策また院内感染対策の最も重要な課題です。

当院ではMRSA発症率が徐々に減少しています。

3. 抗生物質投与数

患者一人当たりの抗生物質投与数を把握する事は、抗生物質耐性菌(薬が効かない細菌)の発生を防ぐ為に重要です。

当院では一人当たり13.0(平成18)14.2(平成19年)12.9(平成20年)で推移しており、平成21年は更に8.8と下がりました。

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7) 患者満足

1. 投書中に占める感謝と苦情の割合

投書のうち、感謝の意見の増加は、患者様の満足度の向上を意味します。
苦情については苦情を基に改善することにより、最終的に感謝の増加へと結びつきます。

当院では、患者様からの感謝の割合が年々増え、苦情の割合が確実に減少しています。

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